◎段ボールは輸送、荷役中における落下などの衝撃や、輸送機関の振動など様々な
要因で劣化します。
しかし、この場合の段ボールの劣化状態は個々の貨物やその時の輸送・荷役状況
にによって状態や条件が全く異なるため、段ボールの劣化指数を数値化する事は
困難になります。
◎簡易的な方法として、通常は安全係数として図から読み取った数値と、必要とされる
圧縮強度の積から段ボールの強度を割り出し、設計する事になります。
◎例えば、外装容器が吸湿する恐れの無い場合で、段ボール箱だけが上部荷重を負担する
場合の安全係数は4であり、積み重ねによる上部荷重の合計が200kgである場合、段ボー
ル箱の必要許容圧縮強度は800kgになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿