2013年6月24日月曜日

強化ダンボールでヘリコプターのラジコン機の専用箱

◇ 先日、個人のお客様より、趣味で保有している、ヘリコプターのラジコン機の専用箱を

  作ってほしいとの依頼をいただきました。

◇ 高額なヘリコプター で、部分的に細くて壊れやすい所もあるので、緩衝設計をどのよ

  うにするかがポイントでした。

◇ 箱は 外部からの衝撃にも強い強化ダンボールで、緩衝材はサンテクフォームで作成し、

  持ち運びしやすいように、肩掛け用の紐を取り付けました。

◇ オリジナルの専用箱ということで大変喜んでいただきました。


●梱包後のサイズ:700mm×200mm×300mm

●重量:約2kg 

●使用した梱包材:強化ダンボール、サンテックフォーム

2013年6月19日水曜日

強化ダンボールは軽重です


・強化ダンボールケースは、緩衝吸収性を生かした包装設計により、梱包状態を

 最適・安全に保ちます。さらに体積も木箱やベニア箱に比べて10%~30%も減少、

 重量は、木箱の1/3~1/4と軽くてすみます。

~ ココがメリット ~

.1 航空輸出の場合、重量が直接運賃に影響する為、木材より軽量な強化ダンボールで

   梱包すれば大きな運賃コスト削減が期待できます。

.2 木箱に比べて桟木材を介在して釘打ちをしない為、強化ダンボールでの梱包は外容積

  が小さくなります。

  その分、トラック・コンテナの積載効率が高まりコスト削減が期待できます。

.3 軽重量なので、材料運搬の省人化も可能です。

   ダンボールの緩衝性能については、「段ボールに梱包すれば製品が壊れない」わけでは

   ありませんので、ご注意ください。

.  ダンボールが持ち合わせている緩衝性能未満の衝撃は緩和出来ますが、あくまでも緩和

  ですので、強い衝撃が加われば、製品にもそれなりの衝撃が加わる事になります。

.  衝撃に弱い製品を梱包する場合は、緩衝設計を施して、箱の中に緩衝構造を組み込むこ

  とが必要です。

2013年6月18日火曜日

強化ダンボールの特性

・強化ダンボールは主に、輸送包装として輸出梱包に利用されています。

・その確かな品質は米国連邦規格PPP-B-640dを始める各国の政府関係規格を完全に

 クリアしています。

・また、特殊加工された耐水ロングファイバー・ライナーを使用することにより、高い密封性

 と耐候性を確保しています。

・耐圧縮強さや衝撃穴あけ強さにおいても極めて高い値を記録しており、例えば

 1000×1000×500mmのRSC型の圧縮強さは約3700kgfです。

・倉庫内での段積み、輸送時の衝撃にも充分に耐えるハイパフォーマンスパッケージング

 マテリアルです。

・さらに木材と比べ、軽量・省スペース・扱いやすさは物流コストの削減に貢献するでしょう。


http://www.oami.co.jp/100/10015/